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不育症のおかげで色々気がつくこともある。悲しいことばかりじゃない、毎日を楽しく過ごしたい♪オクの雑記。*注子宝に恵まれるこの木村さん画像は「赤ちゃんを作ろう!」さんから頂きました。


by okumakoda
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思うことから始める

「自分にできることは何か」

思うだけじゃ始まらないという台詞が一般的だけど、ここはあえて「思うことから始める」!

自分が二度の流産を経験し、娘を妊娠、出産するまでずっと思ってきたこと。
不育症は認知度が低く、開拓途上分野。打つ薬の量、検査の仕方、全てが一本化されているわけではなく、治療を担当する医師によって治療方針がかわってくる。医者も患者もお互い手探りの状態。

患者は「また流産したらどうしよう」「このまま妊娠しなかったらどうしよう」

いつでも不安を抱えている。お腹の中の大切な命、まだふれぬぬくもりを抱きしめて、必死になってる。

専門医が少ないこの分野、医者は押し寄せる患者の量に、対処していくので精一杯。心の声にまで耳を傾けている余裕はない。

その双方をつなげる役割を、もし、いつか、担えることができたら…。

自信がなくても、時間はある。
今から少しずつでも勉強したり経験をつんでいけばいい。
カラーセラピー、箱庭療法、それからそれから…

私が尊敬しているカラーセラピストの方に
以前教えて頂いた書物の中に、こんな言葉があった。

「天国は二人ではいるもの」

誰かを助けたいという気持ちが、自分を助けることにつながる。
つまりその助けたい「誰か」に、結局私も救われているということ。
「誰かを助ける自分」を目指すのではなく、常にそういう気持ちをもって、「自分にできることは何か」をこれから考え続けていきたい。
by okumakoda | 2010-12-17 07:13 | 不育症