不育症のおかげで色々気がつくこともある。悲しいことばかりじゃない、毎日を楽しく過ごしたい♪オクの雑記。*注子宝に恵まれるこの木村さん画像は「赤ちゃんを作ろう!」さんから頂きました。


by okumakoda
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パニック障害のこと。

今日はパニック障害克服のための、
認知療法セミナー(全4回、今日は初回)がありまして、
行ってまいりました。

さて、「パニック障害」とはなんぞや?
と申しますと。

症状としては
予想のできない状況での突然のパニック発作
⇒予期不安(また発作が起きるのではないか)と
回避行動(かつて発作を起こしたことのある場面を避けようとする行動=広場恐怖)
の形成・維持、
そして自然経過としての抑うつ反応

というものがある病気です。

わかりやすく私を例にあげて説明しますと、

①混雑している電車に乗ると、背中に冷や汗がはしり
叫びだしたくなるほどの不安に襲われ、
怖くなって電車をおりてしまう

②その後、混雑している電車が怖くなり、
最初から乗る事が出来なくなってしまう

③だんだん、「すぐに逃げる事が出来ない場所」が
怖くなってくる(例:飛行機、新幹線、高速道路など)

④行動範囲が狭くなり、また上記の症状が発生することから
自分に対する自信がなくなってきて、
うつ病のような症状がでてくる。

…とまあ、こんな感じです。
私の場合は高校3年生のとき、
大学受験時に初めて混雑している電車にのり、
そのときに一番最初の発作が起こりました。

「きっと私の前世はぎゅうぎゅうの電車に
おしこめられて運ばれて死んだ奴隷なのよ!」

と思って(笑)そのまま放置。
通勤するようになって殺人的混雑電車に
毎朝乗るようになりましたが、
時間をかけて始発に乗って座ったり
座席の前に立ったりして
毎日をやりすごしていました。

次の本格的な発作は、
仕事が遅くなって駅から自転車で帰宅した際、
背後からビックスクーターに乗った痴漢にあったあとのこと。
その痴漢がたちの悪い痴漢で、
悲鳴をあげて必死に逃げた私のあとをおっかけてきてですね、
こっちを見て「にやにや」笑って
私が怖がってるのを楽しんでたんですよ。
しかも、その3日後にまた同じ痴漢に、
なんと家の前ではちあわせてしまって…。

その後、夜自転車に乗っていて
後ろからバイクの音がするだけで
発作が起こるようになってしまったのでした。

でも、あいかわらず放置プレイ(笑)で
昨年10月。
流産後に、大好きだったドライブ中に発作勃発。
また、大好きだった飛行機に乗ったら発作勃発。
おまけに旦那に「お前は最近考えが暗すぎる。おかしいから
病院に行け」といわれてしまい、
近所の心療内科にかかったところ、
「パニック障害です」と診断されたというわけです。

結構この病にかかっている人は多く、
40人いたらうち1人はパニック障害を持っている人がいるそうです。

「糖尿病みたいなものだと思ってください。
病気なんだから仕方ないんですよ、
薬を飲めば3年くらいで治りますから」

と簡単に説明されて、抗不安剤、抗うつ剤を処方されました。
すると、今までとんとご無沙汰だった

「あー、私いま、幸せだ~!」

というほっこりした気持ちが
(焼きたての焼き芋を食べたら、というなんとも小さい(笑)理由でですが)
わきおこってきたではありませんか!
もう5年ぶりぐらいの感情だったので
嬉しくてたまりませんでした。

薬ってスゴイ!と思いましたが、
この薬には落とし穴がありまして。

私は妊娠を希望しているので、
途中でパニック障害の治療を一端中止して、
出産できたら再度治療に取り組みたい、
という話を先生に初診のときから説明していたのですが、
この先生が私の希望を全くカルテには書きとめず、
毎回忘れて私が一から説明する…ということの繰り返しだったので、
「もう相談するの、めんどくさいなあ」と思ってしまい、
途中で勝手に薬を飲むのをやめてしまったんです。

そうしたら!そうしたら、まるで40度の熱がでたときのような、
「雲の上を歩いているような浮遊感とめまい」に襲われてしまい、
驚きながら病院を受診したところ、
「この薬には突然やめるとそういう症状がでることがあるから、
きちんと薬を飲んでください。」とのこと。

………ていうか、
それなら最初から、きちんとその説明をしてから
私に薬を渡してよ~!
だって私は「途中で治療を中止して、妊娠に取り組みたい」
って何度も何度も説明したじゃない!
せっかく妊娠できても、すぐ薬がやめられないんじゃ、
どうしようもないでしょ!!

と言っても先生は「今使ってる薬は一応、妊娠には
あまり副作用がないと報告されてますから」の一点張り。

この先生じゃだめだ!と思って
インターネットで検索し、職場に近いところに
パニック障害に詳しいクリニックがあったので
そちらへ移ることにしました。

今日行ったセミナーも、そのクリニック主宰のもので、
パニック障害は薬治療が中心なのですが、
「認知行動療法」という治療法も有効で
そのやり方を勉強する会だったんです。

クリニックの先生指導のもと、
薬を減らしつつ
薬を使わない「認知行動療法」で出産までをしのぎ、
出産したら薬を服用してパニック障害を治していきたいと思ってます。

もし、このプログを読まれた方で
症状に心当たりがある方がいらしたら、
1度気軽に心療内科を受診してみることをおすすめしますよ!
なぜなら、私のように長い期間ほっておくと、
症状が慢性化して治るのにも時間がかかってしまうからです。

「こんな気持ちになるのは自分に我慢が足りないからだ」
「自分が悪いからだ」
ではなく、病気のせいなんだから、と思うだけで
すとんと気持ちが楽になります。
そして薬の力をかりて努力すれば必ず治ると思うと、
楽しくなってきますよ。

私もこれから、ゆっくりがんばろうと思ってます。
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# by okumakoda | 2005-03-31 15:38 | パニック障害
今まで見たいと思いつつも
機会がなくて逃していた映画。

ロミオとジュリエット やんちゃなアメリカミュージカルバージョン、
と書いたらこの映画が好きな人に怒られちゃうかしら。

しかもちょっと冒頭長くて転寝しちゃいました。
ゴメン。(←誰に?)


「もっと信じることができれば」
「愛があるわ」
「でもここではそれ(愛すること)は難しいよ」
「遠くへ行きましょう。二人が自由に愛することのできる場所へ」


「皆の憎しみが彼を殺したのよ!
憎いわ、私も憎いから皆を殺すの」


憎しみの連鎖は断ち切ることは難しい。
「歯には歯を、目には目を」のハンムラビ法定は我が家の法律ですが、
「右頬を叩かれたら左頬を差し出す」まではいかずとも、
自分のところで衝動を止める勇気と忍耐も必要なものなのね、と
教えられた映画でした。
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# by okumakoda | 2005-03-31 00:09 | 映画

不育症とはなんぞや。

不育症。

「不妊症、はなんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、
不育症という言葉は聞いたことありません、何ですか、それ。」

私も去年10月まではそうでした。

不妊症とは、子供がお腹にやどりにくい「要因」がある、という病です。
人によってその「要因」は異なります。

そして不育症とは、子供がお腹に宿っても、出産するまで
お腹の中で育ててあげる事ができない「要因」がある、という病なのです。
(同じく人によって「要因」は異なります)

私は2003年7月に流産し、
2004年10月に再び流産しました。

TVでは芸能人ができちゃった結婚しまくっているし、
高校生以下の女性の50%が子供をおろした経験がある、という恐ろしい世の中。

まさか自分が子供を自然流産するなんて、
思いもよらないことでした。

2度目の流産を経験したあと、
「お医者様は『2回目の流産までは自然淘汰の可能性が高いですから。
検査しなくても大丈夫ですよ』とおっしゃるけれど、
もう二度とあんな思いはしたくない」
と、図書館で流産に関しての文献をよみあさったときに
めぐりあったのが、この「不育症」という言葉でした。

①不育症という病気にかかっている人が少ないことから、
専門外来がある病院はまれ。
②いまだ研究段階のため、お医者様によって検査内容が異なる病らしい。

ということがわかったので、
とにかくもう(年齢的なこともありますし)早く最良の検査をして
治療をして子供を生みたかった私は
インターネットで情報を検索して入念な下調べを行いました。
結果、関東では「東海大学付属病院不育症外来」の杉先生という方が
有名らしい、ということで
自宅から2時間半かけて通院。
12月から通い始めて
検査結果が今年の2月にでたのですが、私の不育症要因は、
「子宮の血のめぐりが悪いために、子供がお腹のなかで育つ事が出来ない」
という、不育症の中では最もポピュラーな要因でした。

杉先生から提案された治療方針は、
①妊娠にトライし、高温期に入って一週間目ぐらいから
バファリン(頭痛薬ではありません、血の流れをよくする薬です)を
妊娠しているかかわからなくても服用。
②妊娠したらヘパリンという注射もあわせて打つ。
これで9割の方が出産に成功しているそうです。
私もこの治療方針でお願いすることになりました。

でも、薬で赤ちゃんを産めるようにするのではなく、
できればできるだけ健康体な「赤ちゃんを産みやすい」体で
元気な赤ちゃんを出産したい、と思った私は
漢方にも挑戦することに。

またもネットで検索し、銀座にある「玄和堂診療所」に
初診申し込みの往復はがきをだしたところ、
返事は「3ヶ月待ちです」
(ここは不妊症対策で有名な漢方診療所なので…)
じりじり待って、2月にようやっと診察を受けることができました。

元気な大先生に診断してもらい、
「女性は42歳まで(子供を)産める。大丈夫、まだまだ大丈夫!」
と言われてほっと一安心。

しかし。
大先生によると、私のお腹はやはり「つっぱって固い流産腹」だそうで、
「治すのに3年はかかる」とのこと。
診察の後に漢方について説明してくれた若先生からも、
「もう少し妊娠に挑戦するのは待ってみたら」と
すすめられてがっかり…。

おまけに私は、実は「パニック障害」という病にもかかっており、
流産後に病状が悪化したために
薬を服用しているので
「その薬をやめてからのがいいんじゃない?」
と旦那にも言われてWがっかり。

実はこの「パニック障害」のために服用している薬、
曲者でして。
服用を突然辞めると副作用でめまいなどが起こる場合がある薬なのです。
そして私は見事に副作用が発生し、
少しずつ服用量を減らしていかなければやめられないため、
やめるのに時間がかかるのでした…。

まあ、今更焦っても仕方がないのですが。
なぜかそう何度自分に言い聞かせても
気持ちが落ち着かないのです。
その気持ちは、可愛い赤ちゃんを街角でみかけるたびに
ぎゃーぎゃー私の中で暴れだします。
可愛い赤ちゃん。
私が育ててあげることができなかった
二人の赤ちゃんも、産まれていればあれくらいの年に、
と思うたびに眼の奥がじんじんするのです。

そしてもうひとつ。
赤ちゃんを欲しがっている旦那をみるたびに、
「もし、私が赤ちゃんを産めなかったら、
それでもこの人は私の傍にいてくれるのかしら」
と胸がきりきりします。

焦る気持ちは、どうやらこのふたつから
うまれてきているようで、
今のところどうしようもできません。

ちなみに。

「もし、私が赤ちゃんを産めなくても
今までと同じように
私の傍にいてくれる?」

……怖くて一度も聞けた事がありません。
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# by okumakoda | 2005-03-30 16:26 | 不育症

麗しのサブリナ

久しぶりにオードリーの映画を見ました。

「麗しのサブリナ」
大富豪の家で働くお抱え運転手の娘、サブリナ(オードリー)。
大富豪には二人の息子、
生真面目で堅物で仕事熱心な兄と、
プレイボーイで3度も結婚に失敗している弟。
んで、サブリナが思いを寄せているのは
プレイボーイの弟のほう。

でも見向きもされなくって、
不憫に思った父親がサブリナに叶わぬ恋をあきらめさせようと
娘を2年間、パリへとおくってしまう。
『テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、
綺麗な女の子に、な~れ☆(笑)』
――てなわけで、すっかり美しく成長して帰国したサブリナに、
プレイボーイの弟はすっかり夢中に。
しかし、弟を新規事業のために政略結婚させようと思っていた兄が、
サブリナを弟とひきはなそうと画策するのだが…

と、こう書くとお兄様がただただ悪者みたいですが、
そこはもう、乙女(笑)が心を揺さぶられるラブ・ロマンス映画ですから。
この後のお兄様とサブリナの関係が
見ていてとってもせつなくって素敵な映画でした。


「わたし、大人になったと思っていたわ。
でも、ただ髪型が変わっただけで
本当は子供のままだったのよ。」
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# by okumakoda | 2005-03-30 03:10 | 映画

王様の耳はロバの耳。

今日から「王様の耳はロバの耳!」プロジェクト、開始。
誰にも言えない不安をつらつらと書き綴ることで
人様に迷惑をかけずに
ちょっとだけ救われようとする、前向きなプロジェクトだ。(たぶん)

【基本情報】
性別:女
旦那:一人有。
子供:なし。欲しい…。
かかっている病:不育症、パニック障害、花粉症。

どんなに幸せなひとにも、悲しいひとにも、
それぞれ平等に朝がくる。
いつか風化されるのがわかっていても、
嬉しいときは嬉しいし、苦しいときは苦しい。

これはその記録。
いつか過去の自分を笑い飛ばすための、
そのための記録。(…に、したい。←やや弱気。)
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# by okumakoda | 2005-03-29 19:28 | 日常のこと