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不育症のおかげで色々気がつくこともある。悲しいことばかりじゃない、毎日を楽しく過ごしたい♪オクの雑記。*注子宝に恵まれるこの木村さん画像は「赤ちゃんを作ろう!」さんから頂きました。


by okumakoda
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正直な気持ち

私はパニック障害という心療内科系(つまり精神科系)の
病気をもっていて、
突発的に不安発作がおこることがありました。
今はとくにその発作がでることはないのですが、
妊娠前、おなかの大きくなった自分を想像すると、
ものすごく怖くなって、
なぜかイメージしたくないのに、
そのおなかをたたこうとしている自分を想像しては、
その想像をなんとか打ち壊そうと
ばたばたあばれる、ということを繰り返していました。
妊娠できないのはそのイメージのせいじゃないかと
心配になって、
一時辞めていた心療内科へ足を運んだこともありました。
そのとき先生に言われたのは、
「他人がおなかのなかにいることが怖いんだね」
という言葉でした。
私はその「他人」という言葉にとにかく衝撃を感じて、
もう二度とこの先生にはお世話になるまい、と
思ってそれ以来足を運んでいないのですが。

12月に出血があったり、
赤ちゃんの大きさが小さいと言われたり、
ウィルスがどうのと言われたり、
いろいろなことを妊娠中に経験していくたびに
おなかの赤ちゃんが
今の私にとっては
とても大切な存在だと
何度も再確認できて、
だんだんおなかが大きくなることも
怖くなくなってきているような気がします。
(それどころか、逆に早く大きくなってほしいもんな~)
先生曰くの「他人」から、
「大切な家族」に、移行してきているのかなあ。
(いや、最初から自分的には
何をおいても大切な存在であると
思ってはいますけど)
もしかして、、何事もなく順調に経過していたら
それこそ途中で発作を起こしていたかも、
なんて思ってみたり。

入院して、旦那のありがたみをしみじみ実感して、
色々なことがあって、赤ちゃんの大切さを再確認して、
そういう機会を与えられたことに
深く深く感謝しています。

そう思うようになってきてからか、
また最近、妊娠前のように
「幸せだなあ」とふと感じることが
できるようになってきました。

「幸せも不安も、すべては自分の中に。」

自分を再度見つめなおす、
いい機会に恵まれたようです。
by okumakoda | 2007-05-01 13:34 | 3度目の妊娠