不育症のおかげで色々気がつくこともある。悲しいことばかりじゃない、毎日を楽しく過ごしたい♪オクの雑記。*注子宝に恵まれるこの木村さん画像は「赤ちゃんを作ろう!」さんから頂きました。


by okumakoda
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

コンタクトレンズが!(←オチです)

近づいた台風の影響で、
激しい雨と強い風に人々が眉をしかめながら
家路を急いでいた夕刻。

その女も両手にスーパーの袋をかかえ、
小さな折り畳み傘を風にとられそうになりながら
よたよたと歩いていた。

「うう、もしお金持ちだったら
お付の人が持ってくれるのに…
ていうか、お金持ちだったらスーパーで買い物しないか…
家に帰ったらおいしいご飯がもうすでにできてるんだ。
あ、そのまえに金持ちだったらパートで働いたりもしないから
もともと家にいるのか。」

と、想像しても仕方ないことを想像していたそのときだった。

両手に抱えたスーパーの袋の位置をずらすために、
ほんのすこし傘を動かした瞬間、
彼女の視界が突然ゆがんだ。

視界の中で光がにじみ、ぼやけている。
自分の知っている世界の半分が、
突然切り取られて消失してしまったような感覚。
彼女は愕然としてたちどまった。

驚愕に心拍数があがり、
指先が冷たくしびれていく。

「ま、まさか……!」

彼女はおそるおそる左手をあげた。

「おお…!そんな、神様!」

左手が確認するように彼女の左目をさまよう。
そして今事実をはっきりと認識した彼女は
あまりの悲劇的展開に悲鳴をあげ、
一言こう叫んだ。


「コンタクトレンズ……落とした!!」


時刻は20時をまわり、
暗闇と冷たい雨、強い風が彼女を包み込んでいる。
どんなにはいつくばったとしても、
発見は難しいだろう。

彼女はがくりと肩をおとし、呆然と雨粒がはじけるアスファルトをみつめた。


「4千5百円……」


絶望に打ちひしがれた彼女がその場を立ち去る際に呟いたのは、
コンタクトレンズ1枚にかかる費用―――。


コンタクトを落とす原因となったスーパーの袋の中には
お買い得、2リットル77円のペットボトル。
その袋が彼女の手の中で
もの悲しげにかさりと音をたてた。


~終劇~



と、いうわけでコンタクトレンズ片目落としました!(笑)
しかもそのコンタクトを作った眼鏡屋さん、
水・木はお休みなんだそうで、金曜まではずっとめがね。
10年以上前に作っためがねだから、ちとみにくいよ~。
早くコンタクト再発行(?)したいです。
[PR]
by okumakoda | 2006-09-28 12:37 | 日常のこと