不育症のおかげで色々気がつくこともある。悲しいことばかりじゃない、毎日を楽しく過ごしたい♪オクの雑記。*注子宝に恵まれるこの木村さん画像は「赤ちゃんを作ろう!」さんから頂きました。


by okumakoda
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主よ、みもとに近づかん

先週の金曜日に、合唱団で知り合った
同じ沿線に住んでいて年齢も近いお二人の方と
そのうちの一人の方のお家に行って
ご飯をご馳走になり、
防音室で歌を歌ったり歌ってもらったりしてきました。
その方は音大出身で、
コンクールで歌った歌などのCDを聞かせてもらったりして
うっとり。
とても気持ちのいい声なんです。

そしてなんといっても生歌。
グランドピアノで弾き語りですよ。
すごい贅沢な一時でした。

彼女に歌ってもらった曲の中に、
「主よ、みもとに近づかん」
という歌があって
キリスト教の告別式で歌うそうです。
タイタニックの映画の中で使われていたり
私も大好きな宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」という映画でも
使われていたりしているので、
きっと一度は聞いたことがあると思います。

キリスト教徒の方にとっては
死はイエスの身元にむかうことであり、
悲しいことではないのだそうです。

私はキリスト教徒ではないのですが、
この歌を彼女が歌ってくれたとき、
思わず泣いてしまいました。

私のお腹の中から旅立ってしまった二人の赤ちゃん…
きっと天国で、たくさんの友達にかこまれている、
旦那のおばあちゃまに仲良くしていただいて、
辛いことはきっとないと自分に言い聞かせても、
そして何度ごめんねと手を合わせてあやまっても、
いつまでも消えない罪悪感…。

それが彼女の歌を聴いていた
あの一時だけ、
許された気がしたんです。

合唱団で知り合った方たちは何も事情を知らないのだから、
泣いてはだめと思いましたが、
わっと湧きおこってきた感情をとめることはできず、
彼女が歌い終わるまでのほんの短い時間でしたが、
涙をこぼしてしまったのでした。
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by okumakoda | 2006-05-22 14:29 | 不育症